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小説の書き方が学べるおすすめ本9選!初心者向けの選び方も紹介

小説の書き方本を10冊以上読んだ筆者が、初心者向けの選び方とおすすめ9冊を比較。各本で学べること、向いている人、実際に読んだ感想を紹介します。

記事公開日2023-01-14
記事更新日2026-09-05

Amazonで『小説 書き方』と検索すると、初心者向けの入門書からプロ作家の執筆論まで、たくさんの本が見つかります。

選択肢が多いため、『最初の1冊はどれが良いのか』『自分が書きたい小説に合うのはどれか』と迷う方も多いでしょう。

この記事では、小説の書き方本を10冊以上読んできた中から、実際に読んで参考になった9冊を紹介します。最初に9冊の違いを比較し、その後で選び方と各書籍の詳しい感想をまとめました。

プロの小説家ではないため、小説を書く一人の読者として参考になった本を紹介します。購入前にはAmazonのレビューや試し読みもあわせて確認してください!

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この記事の目次

おすすめの小説の書き方本9冊を比較

結局どれを買えば良いか迷ったら、今の悩みや書きたいジャンルに近いものを選ぶのがおすすめです。

書籍おすすめする人特徴
「物語」のつくり方入門 7つのレッスン初めて小説を書く人物語の輪郭からキャラクター、演出まで順番に学べる
小説講座 売れる作家の全技術デビューを目指す人講義と受講生への講評を通して実践的に学べる
プロだけが知っている 小説の書き方執筆中の疑問を解決したい人小説の書き方に関する61の質問に答えるQ&A形式
エンタテイメントの作り方面白い物語を作りたい人貴志祐介さんの作品を例にエンタメ小説の考え方を学べる
ミステリーの書き方ミステリーを書きたい人43人の作家からプロット、会話、トリックなどを学べる
書きたい人のためのミステリ入門エンタメ小説や新人賞に関心がある人編集者の視点からミステリーと新人賞について学べる
小説家になって億を稼ごうプロ作家の仕事まで知りたい人具体的な執筆法とデビュー後の活動を扱っている
マナーはいらない 小説の書きかた講座楽しく読みながら学びたい人24のトピックをカジュアルな文章で学べる
小説の書き方具体例の多い教科書を探している人基礎を具体例とともに学べる

初めて小説を書くなら『「物語」のつくり方入門 7つのレッスン』、ミステリーを書くなら『ミステリーの書き方』が特に選びやすいです。好きな作家がいる場合は、その作家の考え方や実例に触れられる本を選ぶ方法もあります。

初心者向けの小説の書き方本の選び方

今の執筆経験に合う本を選ぶ

まだ小説を書いたことがない方は、物語の発想からプロット、キャラクター作りまでを順番に説明する入門書が向いています。

すでに小説を書いていて特定の部分で悩んでいる方は、Q&A形式の本や、プロット・会話・文章表現などを個別に解説する本のほうが必要な情報を探しやすいです。

書きたいジャンルや目的で選ぶ

小説の書き方は、ジャンルや目指す場所によっても変わります。

  • ミステリーを書きたい
  • エンタメ性の高い物語を作りたい
  • 新人賞へ応募したい
  • プロとしてデビューした後の仕事も知りたい

このように目的を決めてから選ぶと、自分に必要な本を見つけやすくなります。

著者の作風や考え方も確認する

小説の書き方本には、その著者自身の作風や執筆方法が強く反映されています。書籍によって真逆のことが書かれていたり、自分が書くジャンルには合わなかったりすることもあります。

好きな作品を書いている著者の本から読むか、試し読みや目次を確認して、自分が知りたい内容が含まれているかを確かめるのがおすすめです。

1冊の内容を正解だと思い込まず、実際に小説を書きながら、自分に合う部分を取り入れていきましょう!

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実際に読んだ!おすすめの小説の書き方本9選

ここからは、比較表で紹介した9冊について、向いている人や学べる内容、実際に読んだ感想を詳しく紹介します。

「物語」のつくり方入門 7つのレッスン

「物語」のつくり方入門 7つのレッスン

おすすめする人

  • まだ小説を書いたことがない人
  • 物語作りの手順を最初から学びたい人

この本で学べること

  1. 物語の輪郭を作る
  2. 全体の流れを作る
  3. キャラクターを作る
  4. ディティールと演出

実際に読んだ感想

小説家の円山夢久さんが、物語の作り方を講義形式で解説する本です。この記事で紹介する9冊の中では、1番初心者向けでわかりやすかったです。

まだ小説を書いたことがない方は、まずこの1冊を読み、解説されている順番に沿って実際に物語を作ってみると良いと思います。

小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない

小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない

おすすめする人

  • 小説家デビューを目指している人
  • プロによる具体的な講評を読みたい人

この本で学べること

  • 小説を書く際に意識したい技術
  • 実際の作品に対してプロがどこを指摘するのか
  • デビュー後も書き続けるための考え方

実際に読んだ感想

直木賞作家の大沢在昌さんが、12人の受講生に行った講義を元にした本です。受講生が書いた小説へのフィードバックも収録されているため、一般的な解説だけでなく、作品のどこを直すべきかまで具体的にわかります。

受講生12人のうち5人が小説家デビューしたようです。講義自体は以前に行われたものなので、少し古く感じる箇所もありましたが、今でも十分参考になりました。

プロだけが知っている 小説の書き方

プロだけが知っている 小説の書き方

おすすめする人

  • 小説を書き始めて具体的な疑問が出てきた人
  • 必要な項目を選んで読みたい人

この本で学べること

  • 小説を書く人が悩みやすい61の疑問への回答
  • プロ作家が実践している書き方や考え方

実際に読んだ感想

ベストセラー作家の森沢明夫さんが、小説投稿サイト『ノベルアップ+』に寄せられた質問へ答える形で、小説の書き方を解説しています。

61の質問がそれぞれ独立しているため、最初から順番に読まなくても問題ありません。自分が悩んでいる項目を目次から探して読めるのが便利でした。

参考

“絶対に売れる物語”は作れるか?〜小説家・森沢明夫『小説の書き方』から考える物語と届け方のヒミツ【山田玲司-369】

エンタテイメントの作り方

エンタテイメントの作り方

おすすめする人

  • エンタメ性の高い小説を書きたい人
  • 貴志祐介さんの作品が好きな人

この本で学べること

  • 読者を楽しませる物語の考え方
  • プロ作家が作品を組み立てる際に意識していること

実際に読んだ感想

『悪の教典』や『黒い家』の著者である、貴志祐介さんの本です。個人的には、この記事で紹介する書籍の中で1番参考になりました

具体例として貴志祐介さん自身の作品が使われるため、作品を読んでいる方には特にわかりやすいです。一方で、貴志祐介さん流の書き方が強く反映されているので、自分の作風に合う部分を選んで取り入れるのが良いと思います。

ミステリーの書き方

ミステリーの書き方

おすすめする人

  • ミステリーを書きたい人
  • 複数のプロ作家の考え方を比較したい人

この本で学べること

  • オリジナリティがあるアイデアの探し方(東野圭吾)
  • プロットの作り方(宮部みゆき)
  • 会話に大切なこと(石田衣良)
  • トリックの仕掛け方(綾辻行人)

実際に読んだ感想

ミステリー作家43人がそれぞれの得意なトピックを担当し、小説の書き方を解説しています。普段は執筆方法を詳しく語らない作家も含まれているため、ミステリーを書いている方にとっては貴重で必読の1冊です。

全てのトピックが独立しているので、自分が知りたいテーマや好きな作家の項目から読めます。1人の方法だけを正解とせず、複数の考え方を比較できる点も良かったです。

書きたい人のためのミステリ入門

書きたい人のためのミステリ入門

おすすめする人

  • ミステリーやエンタメ小説を書きたい人
  • 新人賞への応募を考えている人

この本で学べること

  • ミステリーを成立させるための基本的な考え方
  • エンタメ小説にも応用できる読者の引きつけ方
  • 新人賞へ応募する際に知っておきたいこと

実際に読んだ感想

編集者の新井久幸さんが書いた入門書です。新井さんは、ミステリーは全てのエンターテイメントの基本だと述べており、ミステリーだけでなく、エンタメ小説を書く方にも参考になる内容でした。

最後の章では新人賞についても解説されています。書き方に加えて、完成した作品をどう応募するかまで知りたい方に向いています。

YouTubeでも書籍についてコメントしているので、興味がある方は見てみてください。

参考

新人賞について訊いてみた。 #1 ~エンタメ編~【雛倉さりえ】

小説家になって億を稼ごう

小説家になって億を稼ごう

おすすめする人

  • 具体的な執筆方法を知りたい人
  • 小説家としてデビューした後の仕事にも興味がある人

この本で学べること

  • 松岡圭祐さんが実践している具体的な小説の書き方
  • プロとしてデビューした後の活動や考え方

実際に読んだ感想

松岡圭祐さんによる、かなり具体的で、他の本にはない内容が多い小説の書き方本です。抽象的な心構えではなく、著者自身の方法がはっきり書かれています。

その分、好みは分かれると思います。松岡圭祐さん流の方法をそのまま取り入れるのではなく、自分に合う部分を試す読み方がおすすめです。後半では、プロとしてデビューした後の話も扱っています。

マナーはいらない 小説の書きかた講座

マナーはいらない 小説の書きかた講座

おすすめする人

  • 堅い教科書よりも楽しく読める本を探している人
  • 小説を書く際の幅広いテーマに触れたい人

この本で学べること

  • 小説を書くときに意識したい24のトピック
  • 三浦しをんさんの小説や文章に対する考え方

実際に読んだ感想

直木賞作家の三浦しをんさんが、講座形式で書いた本です。コース料理になぞらえた全24皿の構成で、カジュアルな文章を楽しみながら読めます。

読みやすい一方で、話が少し脱線する箇所もあります。小説の書き方だけを効率良く知りたい方は、目次を見て必要な部分から読むのが良いと思います。

小説の書き方

小説の書き方

おすすめする人

  • 具体例の多い教科書的な本を読みたい人
  • 小説の基本を一通り確認したい人

この本で学べること

  • 小説を書くうえでの基本的な考え方
  • 具体例を通した文章や物語の組み立て方

実際に読んだ感想

人気作家の森村誠一さんによる小説の書き方本です。具体例が多く、解説を読んだ後に『実際の文章ではどうなるのか』をイメージしやすいと感じました。

幅広い内容を教科書のように読めるので、最初の1冊として小説の基本を確認したい方にも向いています。

気になっている小説の書き方本4選

ここからは、まだ読んでいないものの、内容や他の作家からの評価が気になっている4冊を紹介します。未読のため、おすすめ度は付けていません。

👇 紹介する書籍

  • ベストセラー小説の書き方
  • 文章読本
  • 人を惹きつける技術
  • 読者の心をつかむ WEB小説ヒットの方程式

ベストセラー小説の書き方

ベストセラー小説の書き方

おすすめする人

  • 読者を引きつけるエンタメ小説を書きたい人
  • 海外作家の小説技法に興味がある人

この本で学べること

  • ベストセラー小説を組み立てるための考え方
  • 読者を飽きさせずに物語を展開するための技術

気になっている理由

『池袋ウエストゲートパーク』の著者である石田衣良さんが、YouTubeで高く評価していたことから気になっています。発売から時間が経っている本なので、現在の小説にも応用できる部分と、時代に合わせて読み替える部分を確認したいです。

参考

[Book52]石田衣良セレクト『ベストセラー小説の書き方』(ディーン・R・クーンツ/朝日新聞社)〜小説不況の乗り越える力を身につける!〜

文章読本

文章読本

おすすめする人

  • 小説の文章表現を磨きたい人
  • 純文学を書きたい人

この本で学べること

  • 読みやすく伝わる文章に対する考え方
  • 日本語の文章表現や文体についての考察

気になっている理由

他のメディアやSNSでおすすめしている方が多いため、気になっています。物語の作り方よりも、文章そのものの書き方を扱う本だと思うので、特に純文学を書く方の参考になりそうです。

人を惹きつける技術

人を惹きつける技術

おすすめする人

  • 魅力的なキャラクターを作りたい人
  • キャラクターを中心に物語を考える人

この本で学べること

  • 読者を引きつけるキャラクターの考え方
  • キャラクターを物語の魅力につなげる方法

気になっている理由

おすすめしている方が多く、キャラクターの作り方に重点を置いている点が気になっています。小説では登場人物の魅力が物語を読み進める理由になるため、実際の執筆にどう取り入れられるのか確認したい本です。

私の弟子にしか教えてこなかった門外不出の奥義のようなことを、お話しします。 Amazonの概要欄より引用

読者の心をつかむ WEB小説ヒットの方程式

読者の心をつかむ WEB小説ヒットの方程式

おすすめする人

  • 小説投稿サイトで活動している人
  • ライトノベルやWeb小説を書きたい人

この本で学べること

  • Web小説の読者を引きつけるための考え方
  • 現役作家が作品作りで意識していること

気になっている理由

小説投稿サイトで活動する作家へのインタビューをまとめた本です。自分ではライトノベルを書きませんが、現役作家が作品作りや読者への届け方について何を話しているのか気になっています。

投稿サイトで活動している方や、ライトノベルを書いている方には特に参考になりそうです。

【おまけ】書き方本じゃないけど面白かった本

お金が全てではありませんが、小説家を目指す方にとって、どれくらい稼げるかは気になるトピックだと思います。

書き方に関する書籍ではありませんが、最後に小説家がどれくらい稼げるかわかる書籍を紹介します。

作家の収支

作家の収支

おすすめする人

  • 小説家のお金や働き方を知りたい人
  • プロを目指すモチベーションが欲しい人

この本でわかること

  • 作家の印税やその他の収入
  • 作家活動にかかる支出
  • プロ作家の仕事とお金の実例

実際に読んだ感想

『すべてがFになる』の著者である森博嗣さんが、作家としての収入と支出を具体的な数字で紹介している本です。Amazonの概要欄によると、執筆当時までの19年間に280冊を出版し、総発行部数は1,400万部、総収入は15億円とされています。

印税だけでなく、その他の収入や作家活動の支出まで書かれているため、小説家の仕事をお金の面からイメージしやすくなりました。書き方本ではありませんが、プロを目指している方のモチベーションにつながる本だと思います。

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とにかく圧倒的に使いやすいツールを目指して、今後も開発を進めていきます。詳しい内容は、CWstudioの公式サイトをご覧ください。

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