小説の執筆ツールNolaを使った感想や使い方！口コミ・評判も紹介！

小説を執筆する際にどんなツールやソフトを使っていますか？

この記事で紹介するNolaは、執筆だけでなく、プロットなど様々な設定もまとめられるツールです。おそらく小説の執筆ツールの中では1番有名ではないでしょうか。

課金して使ってみたので使い方やSNS上での口コミなどまとめてみました。執筆ツールを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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Nolaとは？

Nola公式サイト

Nolaは株式会社indentが運営する『小説家専用エディタツール』です。

詳しくは後のセクションで紹介しますが、下記が主な特徴です。

2022年7月に値下げされて、今は月払いで300円/月、年払いで2,800円/月です。

Nolaの機能と使い方

Nolaには多くの機能があります。ここでは、ほぼ全ての機能について紹介します。

PC画面での紹介になりますが、SPでも同じ機能が使えます。

作品の作成

• タイトル
• ジャンル
• カテゴリ
• 執筆予定の文字数

これらを登録します。全て後からでも変更できます。

おそらく何を選択したかによって機能が変わることはないはずです。

無料プラン・有料プランで違い：なし

テーマ設定

• この作品のテーマ
• この作品の終着点
• 執筆予定文字数(作品の作成時に記入したもの)
• この作品のターゲット層(年齢層・性別/趣味・嗜好/その人が他に読みそうな作品)

これらの項目があります。無料プランでも有料プランでも、独自の項目を追加することはできません。

無料プラン・有料プランで違い：なし

プロット

• 各ブロックは並び替え可能
• 無料プランの場合、『起承転結』でしかプロットの作成ができない
• 有料プランになると『序破急』や『カスタムモード(自由に作れる)』が選択可能
• CSVでダウンロード可能
• 縦横の表示変更可能
• 章ごとに分けるなど複数のプロットを作成可能

『起承転結』以外で作りたい方は多いのではないでしょうか。その場合、有料プランに変更する必要があります。

無料プラン・有料プランで違い：あり

時系列

• 年表形式
• プロット形式

この2つの形式で、時系列をまとめることができます。無料プランでは、年表形式とプロット形式を1つずつしか作成できません。

プロット形式では、↑このように自分で作ったプロットに紐づけて、時系列をまとめることができます。

執筆

細かい設定や縦書きもできるのが便利です。

縦書きは、正確には横書きで書きつつリアルタイムで縦書きプレビューする形になります。

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マルチ執筆モードにすると、執筆しながらプロットや登場人物が確認できます。ただし、編集できるのは執筆のみで、↑この画面でプロットなどは編集できません。

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無料プランでは下記ができません。

• マルチ執筆モード
• 縦書きプレビュー
• 4つ以上の共有リンク作成(3つまでは可能)
• 原稿の設定
• フォルダ分け

無料プラン・有料プランで違い：あり

登場人物

登場人物の設定をまとめられます。

人物画像はJewelSaviorFREE提供で、かなりの数が用意されているので、その中から選ぶこともできます。もちろん自分のPCやSPに保存されている画像を使うことも可能です。

• フォルダ分け
• 自由な項目を追加

この2点は有料プランのみの機能です。

有料プランでは、↑このように自由に設定項目が追加できます。無料プランでは決められた項目しか記入できないので、少し不便です。

無料プラン・有料プランで違い：あり

世界観

世界観の設定ができます。

登場人物と同じでフォルダ分けと自由な項目の追加は、有料プランのみの機能です。

無料プラン・有料プランで違い：あり

相関関係

人物設定で登録した人物に対して、相関関係が作れます。ドラックで人物画像の配置を動かせるので、ビジュアル的にも綺麗にまとめられるのは良いです。

無料プラン・有料プランで違い：なし

その他資料 / 資料テンプレート

有料プランのみの機能ですが、自由に資料をまとめることができます。

あらかじめテンプレートを作っておいて、その型にはめ込んで資料作成もできるので、効率的にまとめられるかもしれません。

無料プラン・有料プランで違い：あり

メモ

メモを残すことができます。

メモにタグも付けれるのですが、1度作ったタグは削除されない？かもしれないです。削除方法が分かりませんでした。

無料プラン・有料プランで違い：なし

Nolaを使ってみた感想

• 分かりにくい箇所がある
• 型が決められている箇所が多い

Nolaを使ってみて特に上記の2点を感じました。

分かりにくい箇所がある

多機能ゆえに、操作方法が分かりにくい箇所がいくつかありました。慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません。

• 時系列
• 相関関係
• 資料テンプレート
• メモ機能のタグ

特にこれらの使い方で迷う点多かったです。

型が決められている箇所が多い

例えば↑スクショのように、あらかじめ設定する項目が決まっています。この仕様は賛否あるかなと思いました。

個人的には型はなく、完全に自由に記入できた方が良いなと感じました。

Nolaの口コミ・評判

Nolaの口コミをTwitterで集めてみました。

ちなみにNolaのTwitterアカウント(@NolaNovel)は1万人以上もフォロワーがいます。主にアップデート情報などを発信しています。

Nolaの良い口コミ

長編執筆最近止まっていましたが、少しずつ再開しています。アドバイスいただけて感謝です✨あと皆さんが言われてるようにNolaさんアプデの時系列機能便利すぎません？　たのしい〜😄 Tweet

いつの間にかNolaに時系列かける機能ついてる！ありがてぇ！ Tweet

頻繁に機能追加があり、その度に良い口コミが生まれている印象があります。

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むかーーーしに入れたNolaを久し振りに起動してプロット書き込んでるけどまじ便利ね。これ埋めるだけで満足してしまうかもしれない。 Tweet

TwitterでNolaっていう小説書くのに便利なアプリ知って、最近使ってるんだけど、キャラ設定のメモにイラスト付けとけれるからモチベが爆上がりする⤴︎自分で描いたキャラのアイコンが輝いてるぜ…妄想が捗るなぁ🙏✨✨ Tweet

書くのが楽しくなることは良いですね。

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Nola使い始めましたが、手軽でいいですね。これでスマホからも動くだなんて手放せないですね。機能がいっぱいあるので使いまくってみます！ Tweet

Twitterを見る限り、スマホで書いている方も多いようです。

Nolaの悪い口コミ

nolaの行間と字間がズレて…以前の設定同様なモノをどなたか存じ上げませんか…見づらくて参った…アプデしなきゃ良かった… Tweet

アプデによる不具合はどんなアプリでも起きる可能性はあります。対応スピードが気になるところですね。

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PCのブラウザNolaの書きかけが、スマホアプリNolaでは表示されず。消えた？😱と焦ってPCの方を見る。保存されてた‥。アプリから編集すると消えちゃいそうでこわいな😂Googleドキュメントにコピペしておこう。。。PCもアプリもデータをエクスポート出来たらいいのに。 Tweet

同期して…nola… Tweet

同期はネットワーク環境などが複雑に絡むので、問題が起きやすいポイントです。

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Nolaのプロット書く欄が狭くて使いにくい右下にマウス乗せたらドラッグで欄でかくできるようにしてほしい Tweet

細かい仕様で使いにくいと感じる方もいるのかもしれません。確かに少し分かりにく箇所はあります。

Nolaの口コミまとめ

総じて良い口コミが多いです。特に機能追加の際は、引用リツイートで反応している方が多いです。(参考)

Twitterを見ていると運営者さんの人の良さが伺えます。そう言った点も愛されている1つの理由だと思いました。

Nolaで書いた小説は『Nolaノベル』で投稿もできる

Nolaで執筆した作品は非公開です。運営も許可なく閲覧することはないそうです。(参考)

一般公開したい場合、Nolaノベルという投稿サイトにて公開できます。自動で投稿されることはなく、Nolaノベルへの登録と手動での投稿が必要になります。

• いつの間にか公開されていた...

なんてことはないので、安心して執筆できます。

💡 Nolaノベルの作品ジャンル
恋愛 / ファンタジー / 異世界ファンタジー / 現代・青春ドラマ / バトル・アクション / SF / ミステリー / ホラー / 歴史・時代 / ギャグ・コメディー / 児童書・童話 / 詩・短歌 / ノンジャンル / その他

書いているジャンルがある場合、覗いてみると良いかもしれません。

Nolaの登録方法

登録方法はとても簡単です。

Step1

登録フォームに必要な情報を入力します。

• パスワードは7文字以上かつ大文字英字が1つ以上必要

上記には注意してください。大文字が必要なことを忘れてしまい、ログインできなくなったと思う方がいそうです。

Step2

登録フォーム送信後、記入したメールアドレスに確認コードが届きます。そのコードを記入すれば登録完了です。

Step3

完了画面には簡単なガイドが表示されます。

Nolaはこんな人におすすめ！

Nolaは良くも悪くも設定する項目の型が決まっています。

『型が決まっている = どんな情報をまとめれば良いか迷わずに済む』ので、特に初心者には良さそうだなと思いました。

• 執筆経験が多い方
• 自分のスタイルで自由に書きたい方

↑このような方にとっては、不要な項目が多くなりそうです。

有料版では自由に項目を設定できますが、個人的には↑スクショのように空欄ができてしまうのが少し気になります。

『不要な項目は記入しなければ良いだけ』と思う方は、便利に使えるツールだと思います。

小説の執筆ツール作ってます！